かびの汚染調査について

はじめに・・・

かびは梅雨~夏季にかけて発生し易く、食品汚染や医療の現場での感染に関与し、建築物(住環境)にも悪影響を及ぼします。

                かびによる被害を受ける対象と主な被害内容(一例)

          食品工場:食品に混入し発育することで、商品価値を低下させます。
          医療現場:免疫力の低下した患者に感染を起こします。
          保育園や社会福祉施設:アレルギー物質として施設利用者に悪影響を与えます。

 

環境からのかび検出

“かび”は酵母やきのこの仲間で、これらの含めて真菌というグループに属しています。※1)
これらの胞子は肉眼では見えませんが、検査では“かび”を含む真菌を検出できます。
 ※1)“かび”は分類学上の名称ではありません。

 

 

汚染状況把握の必要性

かびの胞子は目で見ることができないため、汚染状況が分からないまま製品内で発育し、問題となった時点で、初めて環境の汚染を疑うことになりがちです。
日常から検査結果を確認することで、問題が発生する前に対策が立てられるだけでなく、問題発生時に平常時と比較して汚染調査を行うことができるだめ、迅速な対応が可能となります。

  従来より調査を実施していない場合

  定期的に調査している場合

 

                          ~調査結果の判断について~
クリーンルームなど空調を制御された空間でない場合、あらゆる場所にかびは存在します。その増減は季節や時間帯(人の出入りの多さ、機器の使用状況)等によっても変化し、国の通知による規格や関連学会のガイドライン等で基準値が定められていない場合は、平常時の検査結果から自主的な基準値を設定して管理することが求められます。
また、空気中の真菌数が人体に与える影響については、真菌(特に国内)そのものの病原性がそれほど高くないことや、基準値が決められていないことから、調査をしても明確には評価することができません。

                            ~菌種同定について~
弊社では、環境測定からかびの培養はもちろん、菌種の同定(菌種名※2)をご報告)も実施しております。菌種同定は日々の汚染確認には必要とされることが少ないですが、何か問題が発生した場合には、汚染調査を進める上で役立つことがあります。

  ※2) 菌種名は種名の同定に至らず、属名までのご報告となる場合もあります。

調査方法の一例

かびによる汚染を調査する方法として、簡便かつ低コストで日々の管理に最適な落下真菌測定と、厳密な結果を求められる定期検査に利用可能な浮遊真菌測定をご紹介します。

 

 

検査開始からご報告までの流れ

汚染調査のご依頼は以下の流れで承っております。
ご相談だけでもお伺いしておりますので、お気軽にお問合わせ下さい。

 

  

~検査費用の一例~
浮遊菌採取料 ・・・10,000~(交通費含め別途ご相談)
検査費用(培養)・・・13,000円程度 / 10検体(10箇所分)
検査費用(同定)・・・15,000円程度 / 1検体 (1箇所分)

採取条件や培養条件のご指定等によって費用は変動します。

 

 

 

まずはご相談下さい

 弊社には、食品工場やホテル、病院等の厨房にて衛生監査を実施している専門の部署(ソリューション)がございます。専門部署のスタッフは、現場のノウハウを把握しておりますので、ただサンプリングを行うだけではなく、お客さまの悩みをヒアリングした上で、問題点を明確化し、改善するために必要な検査をご提案することができます。
 製品からカビが除去できない等、食品関連でお困りの案件につきましては、弊社ソリューションをご用命下さい。