細菌・真菌同定について

食品や医薬品の製造工程の管理において、微生物による汚染の原因究明は衛生管理上、非常に重要です。弊社では、生化学的性状による手法だけでなく遺伝子解析も取り入れておりますので、多角的な視点から微生物の同定結果をご報告しております。 
微生物による汚染の原因究明にぜひご利用下さい。

 

検査の流れ

   ※菌株の状態で検体をご提出いただいた場合は、②からの検査開始となります。

 

検査内容

 ① 菌数測定  食品、水、拭取り検体では、直接同定検査を行うことができませんので、培地上で菌を生育させる必要があります。
細菌の同定を実施希望の場合は一般生菌数を、酵母の場合は酵母数を、カビの同定を実施希望の場合はカビ数をあらかじめご依頼下さい。  
 ② 純粋培養  菌数測定では菌が混在して検出される場合がありますので、様々な培地を使って菌を分離します。 
 ③ 形態観察  集落および細胞の形態を、肉眼および実体顕微鏡や光学顕微鏡にて観察します。 
 ④ 生化学的性状試験  菌の炭水化物の利用や酵素の産生の有無等をキット等を使って確認します。 
 ⑤ 遺伝子解析  日本薬局方収載の「遺伝子解析による微生物の迅速同定法」に準拠した検査を実施します。
相同性検索には公共のデータベース(DDBJやNCBIなど)を使用します。
細菌:
16S rRNAの一部(約500bp)をシークエンス解析
真菌:
18S rRNA 5.8S rRNA間のスペーサー領域(ITS1)をシークエンス解析    
 ⑥ご報告  検出菌名のご報告および検出菌の資料を添付します。
検出菌の毒素産生の有無や人体へ有害かどうか等については、言及致しかねる場合がございます。

 

検査項目

検査項目   検査対象物  検査料金(税別)  納期  
 細菌・真菌同定   菌株  15,000円/1菌株  5~16日   

 


※ 検体が製品(食材、水、拭取り検体等)の場合、直接同定検査を行うことはできませんので、別途、菌数測定
の検査が必要です。
料金等、詳細はお問い合わせ下さい。
※ 菌が検出されない場合は同定検査には進めませんので、菌数測定の料金のみ発生します。
※ 同定は1菌株あたりの料金になりますので、培地に複数菌株が存在する場合は検査対象菌株を確認させて
   頂きます。

※ 病原性が高い微生物の場合は検査をお断りすることがあります。
※ 検査実施し、同定に至らない場合、同定不能とご報告致します。
この場合でも料金は発生致しますのでご了承下さい。
※ 菌種同定に至らない場合は属名等のご報告となります。
※ 通常、報告書には写真やシークエンスデータは付加しておりません。
(検査結果(菌名)および参考情報のみのご報告となります。)

 

弊社の特徴

※ 生化学的手法だけでなく遺伝子解析も取り入れています。
(遺伝子解析を実施するか、生化学的性状試験を実施するかにつきましては、検出された菌により弊社にて選択致します。
常に遺伝子解析を実施するわけではございません。)

※ 菌種名のご報告だけでなく、同定菌の資料も添付します。
(弊社のデータベースにない菌種の場合、資料作成にお時間を頂く場合があります。)